ブログ

Kinarino Column ~雑草対策について、するべきこと~

  • photo
    皆さんこんにちは。
    キナリデザインの立川です。
    関東もやっと梅雨入りですね。
    梅雨時期が例年より短い分、雨がまとまって降る傾向があるようですので、気を付けましょう。

    さて今回のコラムでは、お庭の雑草対策のお話です。
    すでにガーデニングをされている方はもちろん、これからちょっとずつでも始めてみようかとお考えの方にも、知っておくと役立つ情報を書いてみようと思います。
  • photo
    まず、現状のお庭にするスペースが既に雑草だらけな場合は、思い切って除草剤をまいてしまいましょう。

    最近は除草剤も色々種類があります。

    茎葉処理型(接触性):植物の茎や葉に直接散布することで効果を発揮するタイプ。
    今生えている雑草に効果を発揮します。
    そしてこれから生えてくるだろう雑草には効果はありません。

    土壌処理型(浸透性):土壌に直接散布して使用するタイプ。およそ半年くらいまでの持続性があります。

    選択性除草剤: 特定の草や雑草に対して効果を発揮し、周囲の作物には影響を与えないもの。草と作物の種類に応じて使い分けます。
  • photo
    それでは茎葉処理型除草剤の特徴と使い方について詳しく見ていきましょう。

    ①特徴:
    即効性: 散布後、比較的短期間で効果が現れることが多い。
    選択性: 一部の茎葉処理型除草剤は、特定の雑草にのみ効果を発揮し、他の植物には影響を与えないものもあります。
    浸透性: 除草剤が植物の茎や葉に付着してから、内部に浸透していきます。

    ②使い方:
    適用場所: 茎葉処理型除草剤は、庭や畑、駐車場、歩道などで使用されます。特に、雑草が密集している場所に適しています。
    散布方法:
    液体タイプ: 希釈してスプレーボトルや噴霧器で散布する。葉や茎がしっかり濡れるようにまんべんなく散布します。
  • photo
    ③適用タイミング:
    雑草が活発に成長している時期が最適です。早朝や夕方など、風が少なく、直射日光が強くない時間帯に散布するのが効果的です。
    ④安全対策: 散布時には手袋やマスクを着用し、皮膚に直接触れないように注意します。小さな子供やペットがいる場所では、特に安全に配慮して使用してくださいね。
  • photo
    次に、土壌処理型除草剤の特徴と使い方を見てみましょう。こちらのタイプは、今後その場所にどんな植物も植える予定がない場合に使用します。

    ①特徴:
    予防効果: 発芽前に使用することで、雑草の成長を抑制し、後から生えてくる雑草を予防します。
    持続性: 効果が数か月から1年以上持続するものがあり、定期的な再散布の必要が少ないです。
    広範囲適用: 広範囲の雑草に対して効果があり、畑、庭、駐車場、歩道など多様な場所で使用できます。

    ②使い方:
    適用場所: 庭や畑、花壇、駐車場、歩道など、雑草が発芽しやすい場所に使用されます。
  • photo
    散布方法:
    〇粒状タイプ: 土壌表面に均一に撒き、散布後に軽く耕すこともあります。

    〇液体タイプ: 水に希釈して土壌に散布します。
    適用タイミング: 雑草の発芽前が最適です。春先や秋口など、雑草が発芽しやすい時期に合わせて散布します。

    水やり: 散布後に十分な水を与えることで、薬剤が土壌に浸透しやすくなります。
  • photo
    そして更に、茎葉処理型と土壌処理型のいいとこどりのハイブリッドタイプの除草剤もあります。
    即効性と持続性を両方兼ね備えたタイプです。

    このタイプは個人的な使用よりも、プロの方が使用する場合が多いようです。
  • photo
    さて除草剤を使用して雑草がなくなったら、その場所を今後どうするかを考えなくてはなりませんね。

    ①植物を植え込む。(天然芝やグランドカバーを含む)
    ②防草シート敷+砂利敷にして、防草シートを切り抜いて好きな草花を植える。
    ③コンクリートを打つ。
    ④人工芝にする。
    ⑤枕木材やインターロッキングを敷く。
  • photo
    ①に関しては、個人的にとてもおすすめの方法です。
    特にグランドカバーですね。
    グランドカバーにも色々な種類があるのですが、踏みつけに強いもの、耐暑性耐寒性のある丈夫な種類を選ぶことが大切です。

    天然芝はあまり広くない場所に植えてしまうと、かえって手入れだけが大変です。
    芝刈り機の操作もブロック際など、刈れない所は手作業でやるしかないので、プランニングの段階からしっかり範囲を決めた方が良いですよ。
  • photo
    ②もおすすめの雑草対策です。
    ひとまず防草シートはプロに任せてしっかり敷いてもらってください。
    防草シートは、地中の種から発芽する雑草の光合成を防ぎ、シートの上にこぼれた種が発芽しても、根を張るのも防いでくれるので、雑草が生えてしまっても抜き取りやすいのです。

    そして、植え込みたい植物を用意します。これは初心者の方は草花から始めるのがよさそうです。
    匍匐性(つる性)の植物だと、横に向かって伸びるので、雑草が根を張るスキを与えません。

    これらを参考にガーデニングを始めてみてはいかがでしょうか。

    ++++++++++++++++++++
    千葉、千葉市の新築外構・外構リフォーム・お庭ならおまかせください。
    キナリデザインは外構・ガーデン・エクステリア専門のデザイン事務所です。
    あなたのためにオンリーワンのガーデンデザインをご提案いたします。

    施工実績では千葉県内を中心に行った新築外構・エクステリア・ガーデンの当社実例をご覧いただけます。創業より40年以上の歴史を誇る多田工業(株)と共に、責任を持って施工いたします。
    ++++++++++++++++++++


Page TOP
お電話でのお問い合わせ メールでのお問い合わせ