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kinari no design methodとは? 〚千葉市。 ドラマティック・グレーに深まる初秋。 洗練へと導く配色美なアプローチ。〛の つくりかた。

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    みなさんこんにちは。
    キナリデザインの多田です。
    普段の設計作業において、いったいどんなところに気を付けながら打ち合わせを進めてkinarino施工事例が仕上がっているのか、皆様のこれからのエクステリアプランのご参考になればと、ご紹介していきますね。

    今年7回目の第19回は、〚千葉市。ドラマティック・グレーに深まる初秋。洗練へと導く配色美なアプローチ。〛の つくりかた。
    をお送りします。
    マッシブな杉板調大判タイルで、スタイリッシュにファサードまわりをデザインしたエクステリアプランです。
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    ワイドなビルトインガレージが大きく間口を占めている配置計画です。
    ガレージ前はフルオープンとし、対象に玄関廻りからお庭にかけての道路境界線はフルクローズでのエクステリアプランとしてみました。
    間口全体を統一感を持たせた外構計画とするために、ガレージの正面には大判のタイルを計画します。
    TOYOのノルディです。
    TOYO(東洋工業)の高品質エクステリアタイルブランドで、
    ノルディシリーズは北欧デザインをモチーフにした自然な風合いが特長なんです。
    木目・石目のような温かみを再現していて、
    カラー展開(例:アッシュベージュ/モカブラウンなど)もグッドで住宅外観に調和しやすいです。
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    建物外観には特徴的な縦長のフィックスサッシのリズムがあります。
    もうひとつ、グレーとブラックのモダンなツートーンファサードが特徴。
    このふたつの特徴をエクステリアのデザインにもしっかりと取り込んでいきます。
    割付のリズムを、広すぎず、刻み過ぎずのバランスで外構設計に取り入れることができれば、
    統一コードの完成された外構プランに仕上がってゆくと思います。
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    外構工事が進む中で、様々なポイントがありますので、思いつくままにご紹介させていただきますね。
    こちらは東側道路境界のブロック施工状況です。
    既存の道路側溝から随分とブロック施工位置が敷地側に寄っていますね。
    これは、道路後退、セットバックの規制のためなんです。
    建築基準法では、道路幅員は4ⅿが最低必要です。消防車など、緊急車両が通れるようにするためです。
    ですが、昔の日本は消防車なんてありません、、寸法もメートルではなく、1間、2間です。
    ですから、2間道路、幅が3.6ⅿの道路がいっぱいあるのです。
    それを、今の基準に合わせていくのがセットバック、なんです。
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    次に、敷地と道路に高低差がある場合、型枠ブロックを使うかどうかがポイントです。
    型枠ブロックとは、コンクリートを流し込むための枠(型枠)として使うブロックです。
    一般的なブロック塀とは異なり、単体で構造物の完成形になるわけではなく、内部にコンクリートを充填して強度を持たせることを前提としています。
    外構工事で使われる場合、庭の土留めや擁壁、段差のある敷地の造成などに利用され、見た目だけでなく構造的な安定性も確保できます。
    ただ、その分工事費が上がります。どの程度の高低差なのかも含め、採用を検討しましょう。
    今回は高低差50㎝~20㎝のため、普通化粧ブロックとしました。
    使用しているのはマチダコーポレーションのジャスティです。
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    こちらは南側道路境界の施工状況です。
    ベース配筋の手前になにか、箱抜きが施工されています。
    はて、これはなんなのでしょうか。
    玄関前の門廻りとなる場所なのですが、、、、、、
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    外構工事が進むとこのようになってきます。
    門扉の柱が建っていますね。
    今回はロートアルミで重量のある門扉を使っていきます。
    柱もしっかりと地面に埋めていかないと、門扉がぐらぐらしてしまいますね。
    外構塀の基礎と門扉が重なる部分などは、このように箱抜きして、
    しっかりと後の施工ができるように準備しておくのです。
    職人さんに感謝なのです。
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    門扉本体が取り付きました。
    商品はYKK シャローネSB01 です。
    YKK APの「シャローネ SB01型」は、シンプルでありながら高級感を漂わせる鋳物門扉シリーズの一つです。そのデザインは、横格子のラインが特徴的で、モダンな住宅や和風・洋風問わず、さまざまな外構スタイルに調和します。
    材質:本体はアルミ鋳物製で、門柱はアルミ形材を使用。これにより、軽量でありながら高い強度を実現しています。
    カラーはカームブラック、プラチナステン、グラングレイがあり
    強度は基準風速 Vo=42m/sに対応、強風地域でも安心して使用できます。
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    道路側の目隠しスクリーンの施工状況です。
    こちらは道路から1.5ⅿの高さを持たせたエクステリアウォール。
    控え壁を作らないために、鉄筋コンクリート造の壁としています。
    控え壁(ひかえかべ)とは、土留めや擁壁の構造を補強するために設ける支えの壁のことです。
    特にブロック造の擁壁や土留めの場合、ブロックだけで高さや土圧に耐えるのは難しい場合があります。
    控え壁は、本体のブロック壁が倒れないように補強する役割を果たします。
    具体的には高さ1.2ⅿを越える場合、3.4ⅿ間隔以内に控え壁を設置する必要があります。
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    そうなってくると、場合によっては、限られた玄関前のスペースや、
    アプローチの使い勝手が悪くなってしまいます。
    ですので、このように、鉄筋コンクリート造を採用することがあります。
    強度もぐんと上り、控えも不要となりますが、工事費は大幅にアップします。
    全体の工事内容を検討して、採用するかどうかを、
    担当のエクステリアプランナーさんと相談してみましょう。
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    型枠の内部、コンクリート充填前はのこような状態となっています。
    D10鉄筋 @200シングル配筋です。
    型枠の幅を確保するためのセパレーター、鉄筋のかぶり圧を確保するためのドーナツなどがセットされています。
    スタイロフォームが入っているところはなんでしょうか、、、
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    こちらの写真が、門袖廻りの仕上げタイル施工中。
    表札取付部分がデザインのために、一部欠き込みしてありますね。
    こちらが、先ほどのスタイロフォーム部分です。仕上面をへこませるための部材だったんですね。
    タイルは、リクシルのセラヴィオです。
    リクシル(LIXIL)の「セラヴィオ S(割肌面ボーダー)」は、住宅の外壁に適した高品質なタイルです。
    自然石のような割肌調の表面仕上げが特徴で、モダンから和風まで幅広いデザインに調和します。
    是非採用を検討してみてはいかがででしょうか。
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    外構の門廻りが仕上がってきましたね。
    正面はマッシブなウォールでフルクローズしますが、
    門扉廻りはロートアルミでスタイリッシュにフルオープンです。
    切れのよいコントラストが目を引く、上品でおしゃれな門廻りになりました。
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    こちらは、気を付けて頂きたいポイントです。
    YKK シャローネには、開閉のためのレバーハンドルが数種類あります。
    標準設定はこちらの2型、なのですが、
    レバーも曲線が綺麗でお気に入りなのですが、、、
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    裏側の写真です。
    小さくて分かりにくいのですが、開鍵用のサムターンがありませんね。
    緊急用エマージェンシーキー?仕様??とのこと。
    コインなどでグイっとあける、タイプなのです。
    おそらく、門扉のデザイン的に、道路側から、
    裏に手が廻ってしまうためにこのような設定になっているかと思われます。
    通常のサムターンに変更しようとすると、ハンドル全てを交換となりますので、ご注意くださいね。
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    さて、こちらはポーチ階段まわりですね。
    外構計画では、ポーチから外へと計画することが多いですが、
    このようにポーチ内に階段を差し込んでいくプランもエクステリアではおすすめです。
    ポーチの間口方向に余裕があること、建築のタイル割付とうまく整合させることなど、
    注意点はありますが、、、、
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    うまく仕上がると、このようにゆったりと使い勝手の良い玄関廻りとするとこができます。
    建築工事と、外構工事の取り合い調整が必要ですので、
    担当のエクステリアプランナーさんに相談されるのがよいと思います。
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    クローズの道路境界に使っているのは、タカショーの「RC杉板タイル(セラウォール)」。
    外構やエクステリアの壁面に自然な木目調の風合いを加えるための高品質なタイルです。
    特に、杉板のような木目模様が特徴で、ナチュラルで温かみのある雰囲気を演出します。

    縦スリットにはリクシルのセラヴィオSを組み込みます。
    ポイントは平面だけで処理しない、ことです。
    しっかりと、面を変えて、小口もしっかりタイルで収めていきます。
    エクステリアに、パースでは表現できない奥行き感が生まれてきますね。
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    さあ、最後の作業は植栽植込みです。
    奥様のご希望のラベンダーをメインに、ビバーナムを取り混ぜて寄せ植えにしました。
    千葉市で外構やエクステリアのデザインをお考えなら、ラベンダーの植栽がおすすめです。
    ラベンダーは千葉の温暖な気候にも適しており、春から初夏にかけて美しい紫色の花を咲かせ、ほのかな香りで癒しの空間を演出してくれます。

    玄関アプローチやウッドデッキまわりにラベンダーを取り入れることで、ナチュラルで落ち着いた雰囲気の外構デザインを実現できます。風に揺れる花姿と香りが家族や来客をやさしく迎えてくれそうですね。

    kinari no design method 〚千葉市。ドラマティック・グレーに深まる初秋。洗練へと導く配色美なアプローチ。〛の つくりかた。
    いかがでしたか?これからエクステリア、外構工事を計画される皆様の、少しでもお役に立てれば嬉しいのですが。
    では、皆様にお会いできることを心待ちにしております。

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    キナリデザインは外構・ガーデン・エクステリア専門のデザイン事務所です。
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