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kinari no design methodとは? 〚スクエアタイルのワントーン・コーデ。 優雅にナイトシーンを舞う春光る風。〛の つくりかた。

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    みなさんこんにちは。
    キナリデザインの多田です。
    普段の設計作業において、いったいどんなところに気を付けながら打ち合わせを進めて
    kinarino施工事例が仕上がっているのか、
    皆様のこれからのエクステリアプランのご参考になればと、ご紹介していきますね。

    今年最後の第22回は、
    〚スクエアタイルのワントーン・コーデ。優雅にナイトシーンを舞う春光る風。〛
    の つくりかた。をお送りします。
    敷地の広い間口を存分に生かしたオープンエクステリアプランです。
    ワイドガレージで建物とのバランスをとったファサードがポイントです。
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    今回のエクステリアプランは、一部既存の門廻りなどを生かす、リフォームデザインの提案となります。
    こちらは当社着工前の外構状況です。
    2世帯住宅なので、タイル貼のモダンな門袖が2か所に施工されています。
    車庫床の土間コンクリート、門袖へのアプローチタイルが施工済みとなっていました。
    全体のエクステリアプランによっては、既存物を撤去してもよいかな、といったお話もあったのです。
    けれど、それではせっかく今回お話を頂いた条件をリセットしてしまうような、少し消極的なプランになってしまいそうか気がしました。
    既存を生かす条件で、思い切ったゾーニング、これが今回の外構設計テーマになりました。
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    ご提案させて頂いた、エクステリアのイメージパースがこちらです。
    間口全景が図面に収まるかな、というくらいのワイドな間口です。
    乗用車10台分くらいの間口をどのようにプランニングすればよいでしょうか。
    今回の外構設計のコンセプトはモダン枯山水です。
    枯山水は日本の庭園設計の手法です。
    景石に砂利を組み合わせて、あたかも水が流れているかのようなシーンを創り出します。
    広いファサードエリア全体を水盤のように見立てていきます。
    お客様を迎え入れるセンタープラザ、門袖から玄関までのアプローチ、存在感あるガレージを水盤の中に有機的に配置していきましょう。
    それらをつなぐように、飛び石で空間を連続させていきましょう。
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    まだ、植栽が芽吹く前の完成写真がこちらです。
    エクステリアのファサードデザインのうまくいったポイントが二つあります。
    サイドをしめる。センターをあける。です。
    広すぎるくらいの外構の間口です。
    視線が左右に流れてしまわないように、敷地内に視線を留めてもらうために、左右の境界線上になにか、ボリュームを持たせましょう。
    エクステリアリフォーム設計のポイントは、既存のデザインコードを読み取ろう、踏襲しよう、です。
    左側には建物1階のマッシブな黒い壁面が存在しています。
    建物2階の屋根からみて、高さはちょうど中間くらいでしょうか。
    こちらのアイコンを敷地右側に、対になるように配置してみましょう。
    こうすると、広すぎた間口にエンドができましたね。
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    間口をトリミングすることに成功したら、次のポイントです。
    センターをあける、です。
    門袖までのアプローチ、通路のように計画したくなるところですが、今回のエクステリアデザインは水盤にアイコンを散らすイメージです。
    通路ではなく、センターギャラリー、広場のようなタイルテラスを思い切ったボリュームで配置してみましょう。
    水盤の中央に島が浮き上がってきたような印象にも。
    外構設計の最強アイテム、植栽のモード感を更に加えていきます。
    間をつくったら、そこには動きを加えていくと、非常に深みのある表情豊かな外構デザインとなっていきますね。
    既存のガレージスペースと、プラザの間は水盤に見立てた砂利敷のスペースです。
    流れを渡る飛び石の橋のように、床をデザインしていきましょう。
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    センタープラザから、プライベートガーデンへの動線も、魅せるファサードでデザインしていきましょう。
    ガレージに取り付けるステンレスパイプのギャラリーを動線、にしていきます。
    壁ではなく、視線、空気は通します。
    空間に方向性を持たせることができる優れものですね。
    既存門袖のデザインはそのままに、足元に、奥へと空間を引き込む要素を付加していきましょう。
    和モダンな縦格子スクリーンと、遊びごごろで角度をつけた花壇スペースです。
    天端レベルを違えて、空のブルーを取り込み、平面的にも外構計画にアクセントを持たせたフロントヤードとなりました。
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    既存のアプローチには300×600サイズの大判タイルが貼られています。
    プラザとの統一感を持たせるために、同一のタイルで床をデザインしていきましょう。
    スクエアなプラザの輪郭を表現するために、外枠にのみ、600角のタイルを取り込みます。
    ガレージ用の、TOYOグルエッソ スレーリアです。
    2025年の外構トレンドとして、グレーやブラウン系の落ち着いた色合いや、石・木の質感を活かしたナチュラルモダンが注目されています。
    天然石の風合いを再現した重厚感、 駐車場(カースペース)でありながらアウトドアリビングとしても機能する「高級感のある空間作り」、などが人気の商品です。
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    外構工事開始直後のお庭の状況です。全体を掘削、下地砕石を敷き込んでいきます。
    正面の木枠が、センタープラザの下地となるコンクリート用の枠組みです。
    間口全体に対しての配置バランス、600角タイルによる割付のサイズ感をこの時点で確認しておきましょう。
    今回は4.2ⅿ角の正方形となります。
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    枠を組み終わって、イメージを確認したら、思い切っての土間コンクリート打設です。
    枠組みだけではよく分からなかった、実際の大きさがようやく見えてくる段階です。
    外構工事の設計のポイントですが、あれ?ちょっと大きかったかな??が正解です。
    ちょっと小さかったかな~~、はあまり良い感想ではないかな?と個人的には感じています。
    エクステリアをデザインして、現場の施工状況を確認、おおっ、なかなかデカいねっ!!をめざすとよいかなと思います。
    もちろん、設備配管や電気配線など、必要な設備施工状況もしっかりチェックしておいて下さいね。
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    砕石の水盤にドーンと、タイルテラスのアイランドが完成しました。
    まだこの時点では、どのような仕上がりになるのか、エクステリアのイメージが湧かないですね。
    静と動の組合せを意識しましょう。
    こちらは正方形をモチーフにした動きの少ない、フロアデザインです。
    ですから、ここに動の要素を加えていくようになります。
    一番効果的なのは、、、どセンター狙い、でしょうか。
    撮影でも、日の丸構図はあまり流行らないので、勇気がいりますが、ここは思い切っての直球勝負です。外構設計にもそれなりに勇気が必要なんです。
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    静と動の2弾目、色彩計画です。
    外構計画で、動といえば植栽やギャラリーですね。
    動きのある鮮やかな新緑が映えるベースをデザインする意識を大切にしましょう。
    少し薄味だったかな?と思うくらいの淡いベースにはグリーンが映えます。
    もちろん、ブラック・ホワイトのはっきりツートンでもぱきっとした印象に仕上がりますので、こちらでもオーケーです。
    今回は、既存を踏襲したリフォーム、にポイントを置いています。
    控えめで上品なツートンに、軽やかな新緑を重ねていく、エクステリア設計としてみました。
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    こちらは、門袖からプライベートガーデンへと繋げるアプローチサイドです。
    既存門袖と高さを合わせて、自然な連続性を持たせています。
    スクリーンはリクシルのプログコートです。
    LIXIL(リクシル)プログコートフェンスは、住宅外構において、
    目隠し性・デザイン性・耐久性のバランスに優れた人気フェンスです。
    新築外構はもちろん、既存外構のリフォームでも多く採用されています。

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    外構デザインを引き締める美しい横格子。
    プログコートは、アルミ形材の横格子デザインが特長です。
    圧迫感を抑えながら、道路や隣地からの視線を自然に遮るため、玄関まわりの目隠しフェンス、庭・テラスのプライバシー対策、境界フェンスなど、さまざまな外構シーンで活躍します。
    今回は、既存門袖から玄関ポーチまでの10ⅿほどのアプローチのスクリーンとして採用しました。
    樹脂製スクリーンと比較して、寸法的な狂いの少ない商品となっています。
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    こちらではカーポートの施工が始まりました。
    建物ファサードと対になる、境界線を示すデザインを考慮して、
    リクシル Gルーフを採用しました。
    LIXIL(リクシル)Gルーフは、一般的なカーポートとは一線を画すデザイン性重視の外構フレームシステムです。
    カーポートとしての使用はもちろん、外構全体を一体的に演出できる点が大きな特長です。

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    境界を示すマッシブなデザインウォールは、ボーダータイル貼で仕上げていきます。
    リクシルのセラヴィオB ブラックのタイルで表情をつけていきましょう。
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    このようなルーフタイプのガレージにはダウンライトを取り付けることが多いですね。
    ラインライトの場合や、写真のようにダウンライトの場合、どちらも、車を入れて、どこを照らしたいのかを意識しましょう。
    今回は、2台の愛車と、プラザへの動線を照らすために6台の照明を配置しました。
    カーポート屋根の梁や垂木など、アルミフレームが下地として入るため、思う位置に配置できないこともあります。
    こちらも取付時に現場での確認が必要となってきます。
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    カーポートと外構を一体化できるGルーフの魅力。
    Gルーフは、カーポート、テラス屋根、アプローチ屋根、門まわりフレーム、を同一デザインで構成できる外構システムです。
    住宅と外構をつなぐ“空間デザイン”として、多くの外構プランで採用されています。
    高級感のあるアルミフレームデザインが特徴です。
    リクシルGルーフは、シャープで直線的なアルミフレームが特長。
    フラット屋根とミニマルな構成により、モダン外構、都市型住宅外構、高級感のある新築外構
    との相性が非常に良く、住宅の外観価値を高めます。
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    さあ、いよいよ最終の、植栽工事となりました。
    ここまで、静的なデザインを貫いてきましたが、ここから一気に華やいだ印象へとデザインを変化させていきましょう。
    落葉樹、常緑樹、多年草の草花、変化に富んだラインナップを植え込んでいきます。
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    今回の造園担当、椎名さんの腕の見せ所です。
    植栽の寄せ植えに、石組みを合わせた作品を、現場で創り上げていきます。
    正面にはエゴノキ、奥には3ⅿ越えのシマトネリコを配置します。
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    ならばと、自分も負けじと作業に参加です。
    既存門袖正面にシマトネリコ、足元の石組みと悪戦苦闘です。
    植栽、石組みは外構工事最後の仕上げ、楽しい作業です。
    是非、担当のエクステリアプランナーさんとご一緒に楽しんでみて下さいね。

    kinari no design method 
    〚スクエアタイルのワントーン・コーデ。優雅にナイトシーンを舞う春光る風。〛の つくりかた。
    いかがでしたか?これからエクステリア、外構工事を計画される皆様の、少しでもお役に立てれば嬉しいのですが。
    では、皆様にお会いできることを心待ちにしております。

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    施工実績では千葉県内を中心に行った新築外構・エクステリア・ガーデンの当社実例をご覧いただけます。創業より40年以上の歴史を誇る多田工業(株)と共に、責任を持って施工いたします。
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